
「丹」の字がもつ「まごころ」の
意のとおり、仕入れた茶葉の味や香りの趣を吟味し、
季節に合わせて合組(ブレンド)しております。
茶商 九郎兵衛は、そのお茶をもって歴史の面影を感じる空間をご提供いたします。
池畑 九郎兵衛は、
江戸元禄期において薬草の一大産地である
大和國宇陀松山藩織田家に仕えておりました。
九郎兵衛は薬草に知見が深く、御殿医として
薬効がある「茶」を扱ったと池畑家では伝わっております。
丹波の美しい自然や独自の産業は、
日本の歴史や文化とも密接に関わってきました。
茶商 九郎兵衛はこの地の文化遺産、伝統産業を
後世につないでいきたいと考えております。
丹(まごころ)をかたちにする。
空間を設え、流れる時間に
身をゆだねる。
馥郁とした香りが、心と身体に
余白をもたらす。
一服のお茶が一座建立の時を
満たします。